2016年9月15日木曜日

物欲シリーズⅡ 一時帰国で増えた荷物、持ち帰った荷物

一時帰国をした際に、持ち物の入れ替えをした。
必要なものを足し、不必要なものを持ち帰った。

最初に持って行った荷物は以前に書いた

一旦、ガーナで生活をした上での選別なので、間違いのないアイテム群と言いたいところだが、実際はそうでもない。

増やしたもの


食に関するもの 

調味料や乾燥したものがメイン、長く使えて重量のないものをメインに選んだ。乾物や粉「~のもと」が多い。
ふりかけ、のり、だしのもと、中華系調味料、パスタのもと、雑炊のもと、お茶漬け海苔、乾燥味噌汁、みそ汁の具、お吸い物のもと、粉わさび、醤油、乾麺のラーメン(うどんやそばは以前に送ってもらったストックがあった)、こぶ茶、梅干し、塩昆布、重曹、ごま削り器、包丁、鰹節は本当は塊と削り器を持参したかったが、重いのでカツオパックにした。

日用品 

ファブリーズ、 歯磨きペースト(4本) ヘアコンディショナー サランラップ 瞬間接着材 電気カミソリ用のシェービングローション ベランダにつるす虫よけ ワイヤーロック  カメラバッグ ブレスケア 歯間ブラシ ティッシュペーパー ウェットティッシュ 汗ふきシート(顔、身体)

医薬品 

整腸剤、QPコーワゴールド、整腸剤 ビタミンC錠剤 下痢止め 酔い止め 胃薬  絆創膏 オロナイン


化製品

ヒゲトリマー、バリカン、プロジェクター、一眼レフカメラのレンズ、プリンターのインク、写真用紙
ヒゲトリマーは家にあったので、持って行ったがバリカンで併用できる。
ガーナで理髪店に行くたびに変な髪型にされ悲しい気持ちになった。
バリカンは現地でも買えるが、これからは自分で切るつもりで日本から持参し、すきばさみも追加した。
プロジェクターは現地のJICA事務所でも借りられるが、自分であった方が便利だと思ったので持ち運びが苦にならないサイズのものを買った。


衣類 

半そでシャツ、ショートパンツ、長ズボン、下着類、スニーカー

ガーナお店の少女
市場で店番をする少女
ガーナでは子どもがお使いをしたり、店番を手伝うのはごくありふれた行為だ

持ち帰ったもの 

一眼レフカメラのマクロレンズと単焦点1本 防寒着や生地の厚い服、
カメラは、壊れたミラーレスを修理に出して、出発日に戻ってきた。
一眼レフカメラもファインダーの清掃に出した。
日本に戻る前は、数本のレンズを買い増す予定だった。だが今や写真よりも、食や日常生活の優先順位が高くなった。
写真関係は迷ったものの、今あるもので十分という気持ちになって、新規購入することはなかった。

持ち帰って違うものを持っていったもの 

小さめのサブバッグ 普段使いの大きめのショルダーバッグ スーツ及びワイシャツは最初持って行ったものを着つぶすつもりだったが、それはもったいないので、しわになりづらく、涼しそうなものに買い替えた。

アフリカガーナで水くみに行く少女
水汲みに出かける子ども
この大きさのたらいは水が入ると手で持てる重さではなく、頭に載せて運ぶ


持ってくればよかったもの



鍵穴スプレー

鍵穴の潤滑剤。一度、南京錠が錆びてしまい、ハンマーで強引に破壊したことがあった。



最初は荷物は余裕で全部持って行けるとたかをくくっていたが、食料品と衣類、薬などで、あっという間に制限を超えてしまった。
在日時に発送用の荷物を作って、自分で送るのが良いというアドバイスをもらったが、その通りだ。

我ながらくだらないものばかりで、本当に必要なの?現地でも手に入のでは?といったものが多い。

アフリカガーナで頭に物を乗せて運ぶ女の子
このように、頭に物を乗せて運ぶのは普通のことなのだが、赤ちゃんは頭には乗せず背中でおぶる


日本製品ばかりの中で生活をしていては、青年海外協力隊の意味がないという考えもある。
反面、過酷な環境の中少しでも快適さ、便利さを求めるのは生活のストレスを減らす効果がある。

どちらがいいのか、バランスを取るがいいのか、答えはない気がする。

ただ、一年近くも生活していると物欲から解放され、なければないで割り切れるようになってきた。
ようやく不便な暮らしになれてきたのかもしれない。

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