2015年7月13日月曜日

青年海外協力隊 二本松訓練所入所

青年海外協力隊 平成27年度2次隊 ガーナ品質管理・生産性向上の隊員候補生として青年海外協力隊二本松訓練所に入所した。

計70日訓練所に泊まり込みで、合宿形式の訓練が行われている。

172名という年齢も出身地も異なる男女が一堂に会しており、いろいろな人と話す機会に恵まれる。
 群馬の片田舎で年老いた両親と暮らしてた身にとっては、この上なく良い刺激になりありがたい。 
そして、いつでもポジティブな発言と行動を心がけたいものだ。

訓練所では、IDカードを常に首から下げるのだけど「品質管理・生産性向上」という長い名前の上、いまいちピンとこない職種のために、たいていの人に「何をするの?」と尋ねられる。

それには、小さい工場などを回って聞き取りを行って、問題点を整理する。その問題点を解決するために5S(整理・整頓・清掃・清潔・清掃・躾)とKAIZEN(改善)を紹介する。 と答えている。

 会話のつなぎであっても、人に多少でも興味を持ってもらうのは嬉しいことだ。

 様々なオリエンテーションや英語の授業など、盛りだくさんの研修が行われており、またの機会に紹介できたらと思う。

二本松市の方々、訓練所の職員の方、同期の隊員候補生の方々。
お世話になります。


1人30秒での自己紹介、自らを見失い血走った目でオダを上げる哀れな中年男性
JICA二本松訓練所のFBのページから写真引用の許可をいただいた
興味のある方はご覧になってください
もっと写真映えしそうな美男美女もいる中、このような写真を掲載して下さったJICAの広報の方に感謝したい

2015年7月6日月曜日

キューバ旅行記29 野球観戦~カマグウェイ

カマグウェイに到着。 キューバ第三の都市ということもあり、バスターミナルでの客引きの勢いなどには都会を感じさせた。 そして、この街にも野球場があり中では試合が行われていた。

観客がほとんどいないこと、選手の着ているユニフォームが統一されておらず、球場内のカフェテリアが閉店していたことなどから、練習試合か草野球といったところだと思う。
エラーの多さが気になるものの、スピード感にあふれていてそれなりに見ごたえがあった。


試合は1-1で9回の表を迎えた。ビジターのチーム(A)の攻撃。
ピッチャーの投球がワンバウンドしキャッチャーが前方にはじいたすきを突いて三塁ランナーがホームインした。

1点差の9回裏、ホームチームののカマグウェイも果敢な走塁を見せ、最後は本塁上でのクロスプレイでアウトとなり2-1で試合は終了した。


 選手たちはオンボロながらも用意されていたバスに乗って、ぼくは歩いて川向こうまで帰った。



2015年7月5日日曜日

キューバ旅行記28 首飾りの行方~ラス・ツナス

ピエロの司会で催しが繰り広げられる公園と通りを挟んだ家の玄関先に幼い女の子が立っていた。 
折角なのだから参加すればよいのにと思ったが、輪の中に入りたいけど気恥ずかしくて人ごみを遠目に眺めているだけ、と勝手に解釈をした。むしろ、そうあって欲しいという妄想に近い願望であった。 

   

次の日夕食を摂ろうと食堂へ向かう途中、ピエロ公園の前を通ると男性に「おい、彼女は公園にいるぞ。」と声をかけられた。 
今日は別に彼女に逢いに来たわけではなかったのだが、昨日のやりとりを見ていたのだろう。よほど、ぼくが彼女を気に入ったと見たらしい。 

確かに彼女は公園にいた、そして今日も一人だったことで昨日の妄想があながち外れではないとの思いがますます強まった。 
声をかけてきた男に気持ちが助長されたこともあり、彼女がとてつもなくいじらしく見えてきた。 その時、ぼくのバッグの中にはネックレスが入っていた。 今朝エルネストさんの奥さんにプレゼントしようと思ったが、残念ながらサイズが合わずバッグの中にしまいこんだままだったのだ。 
それを取り出し彼女の首にかけた。



「グラシアス」と「バイバイ」の細い声。見えなくなるまでずっと手を振る姿、そしてぼくは別れを惜しむように何度も振り返った。

2015年7月3日金曜日

キューバ旅行記27 シニカルな若者たち~ラス・ツナス

    何をするでもなく路上にたむろしていた若者たち。
    しかし彼らのみならず忙しそうなキューバの人の方がまれである。