2018年4月28日土曜日

キューバ旅行記32 アビィ・ロードの間違い探し〜カマグウェイ

キューバ旅行中、ビートルズをテーマにしたライブバーを何軒か見かけた。
街のいたるところで音楽が流れるこの国で人気があるのは今も昔もダンスミュージックだ。

この頃のビートルズは個々のメンバーの自我や才能が成熟し切って疲弊していた。彼らの持つ富や名声を手に入れることが難しい環境にある無名のキューバの人たちの方が楽しそうだ

アビー・ロードの頃のビートルズはきっと好まれないだろう。
背景の写真は、そのジャケットと同一のものではなく、ダブルデッカーが入っていて、メンバーの歩調がバラバラ、そして進行方向が逆である。

この頃のキューバで携帯電話を所有している人は少なく、街中の公衆電話を使用する人も多い
彼女もとても楽しそうだ

アビィロードを逆に渡る…
ビートルズは資本主義に飲み込まれ、自身の手でその問題を打ち破ろうとした。
その結果が娯楽における芸術、大衆のための崇高、という現在の彼らの評価他ならない。


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