2015年6月18日木曜日

キューバ旅行記21 キューバのデニーロ~ラス・ツナス

     自宅のガレージにいた彼の写真を撮らせてもらうと、ぼくが東洋人ということで興味を持ったらしく家に招き入れてくれた。
    彼の家庭は一見して裕福な層に入ると感じるほど調度が立派で、一般の家庭でこのようなたたずまいの家に入ったのは初めてだった。

     彼ことエルネスト氏は日本映画のファンで何度も三船敏郎の口真似をし、座頭市の居合で盛り上がった。

     その日はウイスキーと夕食、次の日にもお邪魔しフルーツとコーヒーをご馳走になった。そしてキューバの現状や日本の文化についていろいろな話をした。
    一緒に海にドライブに行かないかとも誘われたが、その時は街歩きがしたかったので断るとそれ以上誘ってくることはしなかった。

     今回の旅行でいろいろな人と関わったが、このエルネスト夫妻は本当によくしてくれた。
    エルネスト氏は大学の先生で、趣味でギターを奏で(なぜかキューバ音楽でなくメキシコの音楽だった)、そして奥さんを愛していた。
    そして、この写真を見て「俺って、ロバートデニーロに似てないか?」と嬉しそうだった。


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